離断性骨軟骨炎(OCD)・野球肘
成長期の野球肘・肘の外側の障害
成長期の野球選手で、 投球時に肘の外側が痛む、 肘が伸びにくい、 引っかかる感じがある。
このような場合、 離断性骨軟骨炎(OCD) が隠れていることがあります。
「まだ投げられるから大丈夫」だけで判断しないことが大切です。
離断性骨軟骨炎(OCD)とは?
成長期の野球選手にみられる、 肘の障害のひとつです。
主に肘の外側にある 上腕骨小頭 という部分の骨や軟骨に障害が起こります。
初期には痛みが強くないこともあり、 投げられてしまう選手もいます。
だからこそ、 早い段階で肘の状態を確認することが重要です。
痛みだけで判断しない
OCDでは、 痛みの強さと骨・軟骨の状態が 必ずしも一致するとは限りません。
休んで痛みがなくなったとしても、 それだけで競技復帰を決めることはできません。
まず、今の肘がどうなっているのか。
そこを確認することから始まります。
OCDが疑われる場合は、 整形外科などで画像検査を受け、 骨や軟骨の状態を確認することをおすすめします。
投げられない期間も、競技復帰は始まっています
投球を休止することになっても、 何もできないわけではありません。
投げられない期間に、 肘以外の身体の状態を確認しておくことができます。
投球再開の日に、 「肘以外は準備できている」状態をつくっておく。
整体院誠の考え方
必要な検査を受けたうえで、競技復帰を進めます
OCDでは、 骨や軟骨の状態を画像で確認することが重要です。
必要な検査や診断は、 整形外科などで受けてもらいます。
その結果や説明を踏まえて、 整体院誠では肘の動きだけでなく、 肩・肩甲骨・胸まわり・股関節・下半身まで確認します。
肘の状態を確認することと、 野球へ戻る身体をつくること。
両方が必要です。
投球再開
「投げていい」から「投げられる」へ
投球再開が可能になった後も、 いきなり全力投球へ戻すわけではありません。
近い距離・低い強度から始め、 少しずつ距離・強度・球数を上げていきます。
✓ 投げている時に問題がない
✓ 投球後に痛みが出ない
✓ 翌日に症状が残らない
✓ 強度を上げても問題がない
✓ 実戦に近い投球ができる
一段ずつ確認しながら、 グラウンドへ戻していきます。
野球人生を支える
目の前の一試合だけで判断しない
「試合に間に合わせたい」
「レギュラーを取られたくない」
その気持ちは分かります。
でもOCDでは、 その一試合よりも、 その先も野球を続けられることが大切です。
一日でも早くではなく、
一日でも早く「安心して」投げられる状態へ。
肘の状態を確認しながら、 グラウンドへ戻るところまで一緒に考えていきます。
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